市川研究室M1の渡邉です。
2024年7月6日から18日まで、ポルトガルのミーニョ大学(Universidade do Minho)とのgPBLに参加してきました。
今回はこのgPBLで学んだことを、人生初のヨーロッパの思い出とともに紹介していこうと思います。
このgPBLでは、「新しいプロダクトを提案する」ことを目的に、日本人4人とポルトガル人2人の計6人でグループワークに取り組みました。
私たちのグループは、ポルトガルにおける移動をテーマに、どこにどんな問題があるのか、人々はどんなことを求めているのかを考え、ブレインストーミングを行いました。
gPBLでブレインストーミングを行うと、日本人と外国人で違う意見が出てくるのがとても面白いです。そもそも交通インフラの仕組みも違うし、使う人の文化や思想も違うので、日本で生活していてはでてこないような問題が出てきます。
個人的に衝撃的だったのは、交通インフラがストライキで急に止まってしまうという問題でした。
ポルトガルでは、バスやトラム、地下鉄を運営しているのが公的機関で、その機関が待遇改善を求めてしょちゅうストライキを起こすようです。
日本でもよく遅延は起こりますが、もし長期間電車が頻繁に止まったらと思うと、利用者が困り果てることは容易に想像がつきます。
残念ながら今回は違う問題に着目することになったのですが、いつか機会があれば海外のストライキ問題についても解決策を考えたいと思います。
また、ワーク時間外には様々なところに観光に連れて行ってもらいました。
大学はギラマンイシュという地方にあり、お城や教会などの歴史的な建物がたくさん残っています。
さらに、ちょうどこの時期にヨーロッパのサッカー国別対抗戦であるユーロという大会が行われており、どこのお店でも夜になると大きなテレビでサッカーの試合を流していました。
私はスポーツが大好きなので、現地のポルトガル人の方々と一緒にビールやワインを片手にサッカーの試合を見るのが、とても楽しかったです。
特に、ポルトのイタリアンレストランで通りがかったポルトガル人と仲良くなり、みんなで写真を撮ったのはいい思い出です。
gPBLで異国の文化を学ぶとともに、人生初のヨーロッパを満喫することができて、とてもいい経験になりました。
次は社会人になって、また旅行として行きたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!