修士2年の関颯太です!
ICCEPM2024:The 10th International Conference on Construction Engineering and Project Management
に参加してきました!!
ICCEPM2024のテーマ「革新的な技術が研究と産業の限界を超えて持続可能な建築環境をどのように形作るか」の下、多くの国から研究者が参加し、活発なディスカッションを行っていました。
私は、「Development of Urban Information Platform for Cross-Domain Urban Design」と題しまして、次第に悪化していく日本の地方都市の現状に対して、データプラットフォームによって領域横断的な政策立案を支援する都市データ分析システムの提案を行いました。
こちら資料から一部抜粋です。システムは、都市データベース、都市データプラットフォーム、都市評価アプリケーションの三層によって構成されています。
都市データベースは、インターネット上に散らばる様々な統計データを収集し地理情報として加工したものです。日本全国最小250mメッシュの粒度でデータの抽出が可能になります。都市データプラットフォームでは、収集した様々なデータを活用して、チャートや地理的可視化を行うためのアプリケーションを作成することができます。
実際に作成したアプリケーションの一つがこちらです!
都市評価アプリケーションは、行政課題を解決するための評価指標を搭載したアプリケーションです。評価指標は行政課題を分析しながら重要な要素を抽出し、都市データベース・都市データプラットフォームを用いてアプリケーションへと実装されます。
本報告では、医療行政のための評価指標と、水道行政のための評価指標をアプリケーションとして実装し発表しました!
私自身、初めての国際発表の体験でした。その中で、自分の専門領域を、それを知らない人に対して説明することの難しさを感じました。英語や言語の問題というよりも、問題意識をできるだけ嚙み砕いて表現し、相手のイメージを予想しながら情報をつくっていくことの重要さを感じました。
北海道のすばらしい食・風景・建物を堪能して3泊4日の旅を終えました!