2023/10/09

【システム工学特別演習】おふろcafé utataneで「韓国式おふろcafé」のイベント2023年9月に開催しました

こんにちは!M1の長田桃子です!

10月に入り後期授業もはじまり、段々と過ごしやすい季節になってきましたね。

今回は夏までの振り返りを兼ねて、前期大学院授業「システム工学特別演習」の活動を報告いたします。

私の班は、この授業内で提案した「韓国式おふろcafé」が企業様に採用され、実際に2023年9月16日〜9月30日にイベントを開催しました。

システム工学特別演習とは?

ざっくり説明すると、システム工学特別演習とは、生物や機械、情報工学など、普段全く異なる研究をしている学生同士でプロジェクトチームを組み、実際に地域や企業が抱える課題解決を行う大学院の授業です!

今まで学んできた「システム思考」「システム手法」「システムマネジメント」の考え方や技術を用いて取り組みます。シラバスに記載されてる授業の達成目標として、以下の3つが挙げられます。

  1. プロジェクトを通じて、プロジェクト運営の難しさを体験する。
  2. デザインレビューを通じて、レビューのための資料作成技術、プレゼンテーション技術を理解する。
  3. 計画書の作成技術を理解する。

「韓国式おふろcafé」の提案から実施に至るまで

私の班は、​株式会社温泉道場様が運営する温浴施設 おふろcafé utatane(以下、utatane)の客足が減少しているという課題に取り組みました。

はじめに、この問題が起きている構造の整理・把握を行い、「コロナ禍によっておうち時間が充実し、再来店する機会が減った」という問題の本質を突き止めました。そこで提案目的を「再び利用したくなる機会を創出すること」にしました。

そして utatane の内部と外部の状況整理(SWOT分析)やニーズ分析等を入念に行い、「流行・映え・美容」に着目した温泉ではできない utatane だからできる企画として「韓国式おふろ」を提案しました。実際に、閉館後のutatane をお借りし、提案内容のマッコリ風呂やよもぎ蒸しの実施・評価を繰り返し行い、最適案の追求も行いました。

また、お客様のSNS発信が広告として有効であることを参与観察により突き止め、お客様の来店サイクルを作る提案も併せて行いました。

結果、授業内の最終発表で1位を獲得し、実際に utatane の9月イベントとして無事開催致しました!

イベント期間中は、開催までの軌跡を記載したポスターも展示させて頂きました!

最後に

このような貴重な機会を頂き、温泉道場様をはじめ、utataneの関係者様、先生方、そしてチームメンバーに心から感謝しております。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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