2021/11/24

【DMAT】政府医療活動訓練の見学【岩手県庁】

こんにちは。m1の塚本です。今回は岩手県庁で行われた政府医療活動訓練の様子をお伝えしたいと思います!

そもそも政府医療活動訓練とは?

その土地で大規模な地震が起きた際に、各病院の被害状況はどの程度か、各地からやってくる派遣隊をどこの場所に送ればいいかなどを決める防災訓練のようなものです。彼らは「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」であり、災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)の頭文字をとって「DMAT(ディーマット)」と呼ばれています。

 

訓練の様子

何日か連続でこの訓練は行われているようなのですが、今回は2日目を見学させていただきました。1日目はどこに拠点を置くかなど、組織的なことを決定したようです。2日目はその続きです。拠点本部でやることは、①各病院から重傷者数や停電状況などの情報を集める、②救急車や支援隊をどこに向かわせるか決定する、③ドクターヘリ対応などがあります。連絡係や書記係などの役割に分かれて、各人の担当を果たしていました。

実際に記載されたメモ。タイムスケジュールで記載されます。
Gyazo
作業の様子。各自担当が分担されています。

プレイヤーの他に、この訓練にはコントロール役の人が存在します。彼らは病院の停電情報や被害発生状況などの答えをあらかじめ知っている人で、この訓練に対してアドバイスを行う役割があります。加えて、実際にかかってくるであろう電話を想定し、拠点本部に電話をするということも行います。本部拠点は電話などから情報を集めていき、支援隊や救急搬送場所を決める訓練を行います。また、この防災の被害予測に関しては市川研究室内でどれくらい停電が起こるか、重傷者数はどれくらいかなどを試算したプログラムを使用しており、その情報をもとにこの訓練が行われています。

 

グルメ

せっかく盛岡市に行ったので盛岡冷麺を食べてきました!せっかくならということで、有名なお店である「ぴょんぴょん舎」に行ってきました。冷麺はもちろん、焼肉がとても美味しかったです!

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