2021/11/05

【沖縄県】南城市総合防災訓練

沖縄県南城市の防災訓練の様子をお届けします。

南城市総合防災訓練

2021年11月2日に沖縄県南城市で消防隊を巻き込んだ大々的な防災訓練が行われました。防災訓練の構成は主に3つありました。

①土砂崩れを想定した訓練

本物の車や人形を土に埋め、救出する訓練です。土の上には本物の人間が被災した想定で演技しており、「早く助けてくれ」などの救助を求めるサインを大声で出していました。救助された人間は担架で別のスペースまで運ばれ、トリアージがなされます。トリアージとは、被救助者の重症レベルを割り当てる作業で、怪我の度合いの安全段階として緑(歩行可能)<黄<赤<黒(呼吸していない=死)の段階があります。

②避難者想定対応

災害により被災者が発生したと想定して、避難者が南城市に集まった想定の訓練が行われました。私はそちらの会場に参加していなかったため、詳細はわかりませんが、研究室で他のメンバーが参加していたのでそちらを参照してみてください。

③最新災害アイテム

訓練にはさまざまな災害アイテムが並んでいました。その中でも、TOYOTAさんが水素を燃料としたドクターカーというものを展示していました。この車ではコンセントが使用でき、停電した地域に派遣することで、給電機の役割を担うことができます。水素自動車は、現在注目されている次世代エネルギーで、カーボンニュートラルやSDGsなどでアピールすることができます。

Gyazo

以上、修士1年塚本がお送りしました。

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