2021/12/07

【DMAT】政府医療活動訓練の見学2【岩手県庁】

こんにちは,市川研究室修士1年の藤田です.

今回は塚本に続き,岩手県庁において行われた政府医療活動訓練の見学について報告させていただきます!

業務調整員という立場で参加させていただきました.ビブスをいただきこの環境にいさせていただくだけで緊張しました…

私は,DMATという存在を研究室の配属され,知りました.医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成されていて,災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チームと定義されていて,災害派遣医療チーム「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字をとって略して「DMAT(ディーマット)」と呼ばれているそうです.阪神・淡路大震災で災害医療について多くの課題が浮き彫りとなり、この教訓を生かし、各行政機関、消防、警察、自衛隊と連携しながら救助活動と並行し、医師が災害現場で医療を行う必要性が認識され,発足されています.

その中でも.今回行われていた訓練は岩手県内で起こった大規模地震が想定されており,その際の岩手県での司令塔といった役割を果たす方々の動きを見ることができました.この訓練には岩手県内の医師、看護師、業務調整員だけでなく,岩手県周辺の茨城県や青森県の医師も参加し,これまでの経験を生かした意思決定や,位置情報や災害状態をエビデンスのある検討がなされていました.

市川研究室は,ダッシュボードで,入ってくる被災状況や,救護体制をリアルタイムで反映し表示していました.このような逼迫した環境下でも情報のダッシュボード化は,多くの人が同じ情報を持てるようになり,瞬時に情報を把握できるなど,有用だと感じました.私自身はまだTableauのダッシュボードしか使えないため,今度はGISのダッシュボードに挑戦したいと思いました.

今回は貴重な医療活動訓練に参加させていただき,とても貴重な体験でした.DMAT事務所の方々はじめ,岩手県の皆様ありがとうございました.

最後まで読んでいただき,ありがとうございます,是非他の記事も読んでみてください!

参考:厚生労働省,DMAT事務所,http://www.dmat.jp/dmat/dmat.html

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