Disaster/Digital information system for Health and well-being

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 大規模災害発生時には、被災地の医療ニーズ、保健ニーズ、福祉ニーズに応えるため、多くの支援チームが被災地で支援活動を行う。DMAT、DPAT、DHEAT、日赤救護班、JDA-DAT、JMATなど。これまで、各支援チームが被災地で収集した情報を、支援チーム間で共有する仕組みが存在していなかった。

 Society5.0時代をむかえ、災害対応も情報が支援活動の鍵を握るようになってきている。そのような中、保健医療福祉の支援チーム間で情報共有する仕組みは、被災地における支援活動の最適化・効率化には必要不可欠である。

 そこで、市川研究室は、大規模災害時の保健医療福祉に関係する支援活動を行うステークホルダーに、被災地の情報を統合的に提供するシステム開発を行ってきている。

 D24H -Disaster/Digital information system for Health and well-being-は、
被災地で保健・医療・福祉の支援活動を行うチームに対して、SIP4Dから得られる情報と保健医療福祉の各チームが収集した情報を融合し、支援活動に必要な情報を、集約・加工・分析を自動で行って提供することで、迅速な支援活動を実現することを目指しています。

 本研究は、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第2期、国家レジリエンス(防災・減災)の強化において、研究開発を進めている。

D24Hパンフレット

 

D24Hパンフレット

  • 実災害対応
    • 2019年度 台風15号・台風19号・台風21号対応
  • 実証実験
    • 2019年度政府総合防災訓練
    • 2019年度 東北ブロックDMAT訓練、九州ブロックDMAT訓練など
    • 愛知県、愛媛県での保健所災害対応訓練な