2022/08/30

【第30回社会システム部会研究会】 電力消費行動をベースとした​電力需給シミュレーション

M1の東條です. 2022年8月28日から8月29日にかけて, 第30回社会システム部会研究会に参加しました. 私は, 「電力消費行動をベースとした電力需給シミュレーション」というタイトルで構想発表を行いました.

私は, 近年問題視されている電力需給逼迫という社会課題を扱います. 電力需給逼迫に対する対策として, 非常時のレジリエンスを高めることや, 電源の余力確保すること, 恒常的に電力消費量を抑えることなどが考えられています. しかし, 電力逼迫が起こる背景としては, 発電所が稼働できなくなる・燃料の不足などの供給側への影響, 天気や気温によって行動が変化するという需要側への影響の両側面が考えられます. よって本研究では, 電力需要を把握し電力インフラの改善を検討するため, 電力需要の変化に影響する, 人々の生活に伴う電力消費, 天候などの外部環境を考慮した電力需給のシミュレーションモデルを構築します.

この構想発表では, 背景・目的・方法論などを発表し, 他大学の先生方や学生の方々から指摘やアドバイスをいただきました. 頂いた貴重なアドバイスを参考に, 今後の研究に努めます. 最後まで読んでいただき, ありがとうございました!

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