2022/12/29

第26回社会システム部会研究会 エージェントベースシミュレーションによる地域別将来人口の予測

修士課程1年の中村です。8月28日に第26回社会システム部会研究会に参加しました。今回の研究会は、バーチャルオフィス空間oViceを会場としたオンラインでの開催となっておりました。余談ではありますが、oVice上ではユーザー前方に自身の声の届く範囲があり、声の大きさにも距離減衰があります。この面白い仕様によって、自身が誰かと会話しつつも周辺の別の集団の会話もそれとなく耳にするような体験できます。オンラインながらもリアルに寄ったシチュエーションは、オンラインでの交流に花を咲かせてくれそうですね。

本題に入りますが、今回は、修士研究の「エージェントベースシミュレーションによる地域別将来人口の予測」について構想発表を行いました。発表のフィードバックを受けて、構想レベルでも、自身の研究の意義と立ち位置を正確に伝える難しさを実感し、発表用の流れで頭に入りやすいシナリオを再度練り直す必要性があると感じました。学会後は、人々のライフステージにおける意思決定モデルを構築するとともに、人口への影響を確認していきます。最近は、各ライフステージのイベントをそれらしいものに仕上げるだけでも論文を一本執筆できそうだなと感じておりますが、途中で挫けず、院生のうちに最後までやり遂げるために、今後も研究活動に励んでいきたいと思います。

関連記事はこちら