2021/11/28

【第80回日本公衆衛生学会総会】災害時の生活変化に伴う災害関連死の要因に関する調査

修士1年の灘岡です。2021年12月21日から23日にかけて開催された,第80回公衆衛生学会に参加しました。タイトルは、「災害時の生活変化に伴う災害関連死の要因に関する調査」です。

本研究では、災害が発生した際、避難者の適切な復興計画が策定されていないために発生する災害関連死を問題視し、復興計画の指標として必要なものは何が必要であるか?という着眼点から研究に取り組みました。その中でも特に、(避難者の避難所・避難生活)=(災害関連死)の証明がなされていないことが現状として挙げられます。本研究では災害関連死者数の予測モデルを構築するために、文献調査等から災害による生活の変化が災害関連死に及ぼす影響とメカニズムを明らかにすることを目的とします。本研究では、プロジェクトメンバーの様々な文献・報告書から得られる知見に基づく調査ベースの発表となりました。

市川研究室では、災害や健康を取り扱ったプロジェクトや研究がこの他にも多様に存在しているため、各所で得られる知識や体験を集約させながらのプロジェクト活動を今後も行なっていきたいと思います。

関連記事はこちら