2021/08/29

第26回社会システム部会研究会 ポスト・コロナ社会におけるサステナブル・ツーリズムの評価

修士課程1年の武藤孝義です。

2021年8月28日に第26回社会システム部会研究会が開かれました。今年の夏の研究会は昨年度に引き続きオンライン開催でした。前回はZOOMでしたが、今回はバーチャルオフィス空間oViceが採用されました。仮想空間上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで音声が大きくなるよう設計されているため、市川研究室でも導入されています。

私はコロナ社会におけるサステナブル・ツーリズムの評価について構想発表をしました。発表概要はこんな感じです!

近年,新型コロナウイルス感染症の影響により,国の重要な成長戦略の柱に据えられている観光産業に深刻な影響が出ている.コロナ禍によって,日本各地の観光資源の魅力が失われたわけではないため,産業社会の立て直しには,ポスト・コロナ社会における中長期的スパンの観光戦略策定が重要である.本研究では,持続可能な観光という観点からシミュレーションを用いた観光産業を持続させる施策の提案・検証を行うことを目的とする.

私の研究では、コロナで変容したリモートワークなどの働き方などの変容した社会における観光のあり方を模索することを目標にしています。国民それぞれの居住地や職業を割り当てた模擬個票の使用を考えているのですが、作成した青山学院大学の原田教授ご本人からデータの特徴についてご教授いただきました。

質疑応答の時間で頂いた貴重なアドバイスやご意見を参考に、今後の研究活動に励みます!

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