2023/06/13

最近の小さな趣味について

市川研究室M1の齋藤です。
みなさんは勉強や作業をする場所をどのように決めていますか?集中する時は、図書館に行くなど自分なりのルールがある人も多いかと思います。
市川研究室は、フリーアドレスで、モニターを使って作業する場所、立って作業する場所、会議やディスカッションに用いる場所など様々な用途に適した使い方が出来るようになっています。自分はとりあえずモニターのある机を使う癖があったのですが、市川先生に「用途に適した場所でやりなよ」とアドバイスを受けてから、意識するようになりました。

皆さんも、大学だけでなく、小中高でも、美術、体育、理科の実験など、教科によって場所を移動しましたよね。必要な設備の整った空間で学ぶことは、能率を上げるためには不可欠です。また、移動の際に外の空気を吸ったり、普段とは違う人と隣の席になることで気分転換に繋がるメリットもあるのかもしれません。

フリーアドレスを発展させた発想として、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)があります。これは、オランダで発祥した新しいオフィスのスタイルです。業務内容に合わせて場所を移動するオフィススタイルは、目的に合わせた設備と環境の中で作業することで、生産性を高めることが狙いです。オーストラリアのある不動産会社では、2011年に固定席を完全に廃止し、ABWオフィスを実現したところ、8割以上の社員が好意的な感想を持っていたそうです。

そんなことを考えながら、自分の部屋をデザインしてみたり、作業場所を変えたりしてみるのが最近の趣味です。皆さんも少し意識してみたらどうですか?

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