2023/06/29

ダッシュボード、つくってみた。

こんにちは! 市川研究室修士1年の宮西です。
今回は先日制作したダッシュボードを紹介します!

抱えていたちょっとしたストレス。。

当研究室の所在する芝浦工業大学大宮キャンパスは、最寄りのJR東大宮駅からおよそ1.5kmほど離れた場所に位置しています。
そのためほとんどの学生は、大学の運行する無料のスクールバスに乗車して、毎日通学しています。
私もその一人なのですが、研究室から帰宅する際、バスの時刻表を毎度スマートフォンから確認する手間にストレスを抱えていました。
特にスマートフォンで閲覧しようとすると、紙面に印刷されることを想定したこのフォーマットはちょっと見にくいですよね。
そこで、研究室に駅でよく見かけるような電光掲示板があったらとっても便利だな!、と思いダッシュボードの制作をスタートしました。

制作したダッシュボード

作成したダッシュボードがこちらです。


左下に、スクールバスの時刻表を、右側にJR東大宮駅の電車の発車案内を掲載しました。
これは、スクールバスの便によっては帰宅方向の電車との接続の良し悪しが存在するため、快適な帰宅のための工夫です。
また、帰宅のための情報だけではもったいないので、暫定的に研究室内外の情報も記載しています。これは研究室内に設置されたセンサーによる室温湿度や、インターネット上の情報を取得した室外気温を表示しています。

ダッシュボードの仕組み

今回は主にGAS(Google App Script)を用いて制作しました。
GASはGoogleが開発・提供しているプログラミング言語で、Googleが提供する、Google DriveやG Mail、Google Calendarなどの各種サービスを柔軟に組み合わせることが出来ます。
今回は、このGASを用いて、時刻表の情報をWebサイトから取得と、Webアプリを構築することでダッシュボードを構築しました。

おわりに

今回は、帰宅時の小さなストレスを解消するためにダッシュボードを構築してきました。
しかし、現状の機能では、一部時間帯でしか有効に機能しないため、今後研究室内で需要の高い情報を把握し、その情報をこのダッシュボードに組み込んでいきたいと思います!

皆様も、このGASを使って、日常の小さなストレスを解消するプロダクトを作ってみてはいかがでしょうか!


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