2024/03/22

バンドン工科大学とのPBLに参加しました

皆さんこんにちは、市川研究室の学部4年藤田進太郎です。
本日は2月27日から3月6日にかけて行われたバンドン工科大学(ITB)とのPBLの様子をお伝えします。

まずPBLとはどのようなものをご紹介します。
PBLは「Problem Based Learning」の略で課題解決型学習として、近年とても注目を集めている学習法です。PBLでは実際の社会課題に対して問題解決のための手法を考えていきます。今回はインドネシアのスタートアップ企業を救うという課題のもとPBLを行いました。

今回PBLを共におこなったのはインドネシアのバンドン工科大学(ITB)です。ITBはインドネシアの国立大学であり、工科大学としてとても人気が高い大学です。卒業生には、インドネシアの初代大統領であるスカルノ元大統領など多くの著名者がいます。今回はITBのなかでもビジネスを学ぶ学生たちとともに活動しました。普段ではビジネスを学ぶ学生とプロジェクトを共にする機会は少ないため、とても良い経験となりました。

こちらがITBの様子です。多くの建物があり、とても広大な敷地でキャンパスを回るのがとても大変でした。

私の担当した班は「Nyampih」というスタートアップ企業の課題解決を行いました。
NyampihはITBの卒業生が起業した企業であり、ごみ問題を解決するためにごみから製品を作ることに取り組んでいる企業です。製品としては生ごみをえさとして育てたウジ虫やプラスチックごみから作るバックなどのプラスチック製品、コンクリートブロックがあります。しかし、それらはまだ実験段階であり、どの商品も販売されていないため、Nyampihの財政状態は良いといえるものではありませんでした。

私たちはこの問題に着目して活動を行いました。今回は問題解決の手段として、システムシンキングアプローチを用いています。このアプローチでは、解決方法を具体案から考えるのではなく、どのような機能があれば問題を解決できるかを考え、それを基に具体案を提案します。ITBの学生はこのような考え方をする機会があまりないため、考え方の部分でよく衝突しました。しかし、ITBの学生も私たちも英語を使って議論をするのがとても楽しく、困難なこともよく話し合って乗り越えました。

私たちはこれらの過程を通して、現在実験が最も進んでいるウジ虫を売る必要があると考え、そのために以下のようなウジ虫の管理システムとソーシャルメディア戦略について提案を行いました。提案内では競合他社と比較してどのようなことを今後行っていくべきか、どのようなソーシャルメディア戦略をとることでウジ虫に対する正しい認識を持ってもらえるかということを念頭にしました。提案の際に使用したスライドは以下のようなものです。

今回のPBLを通じて、他の国の学生とともに課題解決をすることの困難を多く感じましたが、それと同時に解決できたときの楽しさも感じることができました。また、インドネシアの多くの学生と友達になることができ、夏にある日本でのPBLもますます楽しみになりました。

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