2023/11/15

【日本教育工学会2023年秋季全国大会】学会に参加してきました!

こんにちは、修士1年の片山です。
今回は、2023年9月16日〜17日に開催されました、日本教育工学会2023年秋季全国大会への参加報告をします。
まず私が発表した内容や当日のセッションの様子を報告し、さらにシンポジウムなどその他の学会の内容を紹介します。

発表内容

私は「ディスカッション能力向上をサポートするシステムの開発」という演題で発表させていただきました。グループディスカッションに対して、スクリプトや議事録の作成から参加者の評価出力までを自動化することで、ルーブリックや相互評価ではできない客観的な評価や内省を可能にすることが目的です。最近の技術を社会に迅速に還元する試みとして発表したところ、多くの観点から質問やコメントを頂くことができました。たとえば、定量的な評価は妥当な評価になりうるかという観点では、定量的な評価以外にも言語モデルを利用することによって評価やフィードバックが可能になり、評価全体の妥当性が向上する可能性が見えてきました。

「AI」の台頭による教育の変化

ChatGPTをはじめとするチャットツールが教育界を席巻したことはいうまでもないと思います。何が学びで、どれがチートなのか、シンポジウムでも議論が分かれている部分でした。それに関連して、ELSI(エルシー)を取り上げたシンポジウムも開催されていました。ELSIとは、倫理的・法的・社会的課題の頭文字をとったもので、教育界においても重要な視点です。データを利用して効率化を図る裏には、個人情報としての扱いやデータを取られている、誰かに見られているという学習者の立場の理解が必要です。研究室のゼミの一つに科学哲学ゼミというものがありますが、「科学」が万能でないことを改めて感じられた気がしました。

余談

せっかくなので、夜は鴨川沿いを散歩してきました。

著者プロフィール

片山 陽和太(かたやま ひなた)
2023年度 理工学研究科システム理工学専攻 修士1年
1999年9月生まれ青森県弘前市出身。紆余曲折を経て社会システム科学の世界に飛び込み毎日がエブリデイ。

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