2026/06/14
研究進捗報告会2026年5月
こんにちは!市川研究室修士2年の山之上翼です。
今回は先月末に研究室内で行われた研究進捗報告会の内容をご紹介させていただきます!
研究進捗報告会とは
現在、市川研究室では2ヶ月に1回のペースで、各自の研究の進捗をポスターセッション形式で発表する機会を設けています。研究室のメンバーがそれぞれの研究成果や現在の進捗状況を共有し、参加者同士で議論を行う研究室内の重要なイベントです。学年を超えて研究内容を共有し、多くの視点からフィードバックを得ることができます。
報告要旨とポスターの作成
研究進捗報告会に向けて、まず取り組むのが報告要旨とポスターの作成です。
要旨では、自分の研究がどのような社会課題を対象としているのか、関連研究からどのような課題が見えてきたのか、そして研究目的やリサーチクエッションについて整理して記述します。また、研究が進んでいる学生はサブクエッションごとの研究内容や結果、考察までまとめます。
私自身も準備を進める中で、自分では理解しているつもりだった研究内容を文章、ポスターとして整理することの難しさを感じました。これまでに何度も報告要旨やポスターの作成は経験していますが、限られた枚数に限られた時間で研究内容を伝えるための情報の取捨選択はいまだに時間を要してしまいます…一方で、研究の背景から目的までを改めて見直すことで、自分の研究を客観的に捉える良い機会にもなりました。
ポスター発表で得られる気づき
当日は、提出された要旨を事前に読み込んだ上で発表と質疑応答が行われました。
前半では学年を超えたレビューが行われ、B4、M1、M2の順番で発表を行います。
再掲にはなりますが発表は実際の学会を見据えたポスターセッション形式で行われました。特に印象的だったのは、時間管理の難しさだったように思います。聴講者は事前に報告要旨を読んだ上で発表を聞きに来るという前提で、研究背景、関連研究、研究目的、リサーチクエッション、結果、考察とどういった時間配分で発表を進めるのか、各々試行錯誤しながら発表を行っていました。
また、同じ研究内容を見ても、人によって着目するポイントが大きく異なるため、一度に多くの人から意見をいただくことができる貴重な機会でもありました。研究方法についての指摘だけでなく、研究目的や社会的意義についての質問も多く、自分の研究をより深く考えるきっかけになりました。特に、本報告会は博士学生も参加してくださっており、博士学生からの研究デザインに関するアドバイスや過去に参加した学会で得た知識の共有、研究を進めていく上でのスケジューリングに関するコメントなど、非常に有意義なコメントをたくさんいただくことができました。
後半では学年ごとの発表と議論が行われました。前半で受けた質問やコメントを共有しながら議論を進めるため、一つの研究に対して多くの意見が集まります。ポスターや報告要旨には赤ペンでコメントを書き込みながら、今後の研究改善に活用していきます。
研究を前に進めるためのイベント
研究進捗報告会は、単に研究成果を発表する場ではありません。
研究の目的や設定したリサーチクエッションを再確認し、自分の研究を客観的に見つめ直す機会であり、他の学生や教員からのフィードバックを通じて次の研究計画を考える場でもあります。
また、他の学生の研究に触れることで、自分の専門分野以外の社会課題や研究アプローチを知ることができます。社会システム科学研究室では、データサイエンスやシミュレーション、ゲーミングなど多様なアプローチを用いて社会課題の解決を目指しているため、毎回新しい発見があります。
今回いただいた多くのアドバイスを参考にしながら、年末締め切りの修士研究にさらに注力していきたいと思います!次回の研究進捗報告会は7月25日を予定しています!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!