2023/10/01

本部の防災訓練を見学 in 宮崎

市川研究室4年野畠です。9月は防災の日もあるので、多くのところで防災訓練が実施されます。

そんな中で私は、9月30日に宮崎県庁で実施された運営本部の防災訓練を見学してきました。

今回は運営本部の防災訓練ということで、災害発生時に災害対策本部を打ち出す施策についての訓練でした。被災者目線での訓練しか経験したことのない私にとっては貴重な体験だったので、見学して感じたことを書いていこうと思います。

防災訓練には、医療、保健、福祉の三機関が合同で参加していました。保険と医療の合同は今まで行われきたんですが、福祉を交えた防災訓練は初めてのようです。

訓練内容は高鍋保健所という宮崎県のある保健所が浸水、その他の保健所も多数の被害が発生しているシナリオベースの防災訓練でした。宮崎県庁を含む対策本部は保健所の被災状況の確認、支援要請の確認、支援の手配などを話し合います。実際にどこの交通網が使えるのか、派遣可能人数はどのくらいなのか、など具体的な数字をもとに議論していました。

また、今回は派遣される人(リエゾン)の人たちも参加していました。日本赤十字社や医師会など災害対策のスペシャリストが集まっていました。

また下のフロアでは、内閣府DMATの訓練も行われていました。航空自衛隊やJAXAなど、本格的なメンバーのもと行われていました。運営本部の訓練と内閣府DMATの訓練では、参加者も違うことから取り組み方や段取りなどに違いがみられました。

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