2025/04/30
新潟県妙高市 2024年度共同研究 報告会

こんにちは!妙高市との共同研究のとりまとめを行っている修士2年の石原です。
私たちは2025/4/29に、2024年度の共同研究の成果を報告するために、妙高市に行ってきました!妙高市役所の方々、市民の方々に集まっていただきました。
妙高市は、SDGsや持続可能なまちづくりに力を入れている芝浦工業大学と去年、協定を結びました。これに基づいて共同研究が去年6月から始動し、妙高市の現状と地域課題を分析しました。
報告会では、「道の駅あらいのリニューアルに伴う売り上げ向上」「妙高市複合施設(まちなか+)の利活用」の2点について報告を行いました。
「道の駅あらいのリニューアルに伴う売り上げ向上」に関しては、売り上げに関わる来場客数を人流データを用いて分析しました。道の駅あらいの来場者は100万人以上で、その半分ほどが妙高市、上越市、長野市からであることを明らかにしました。また、滞在時間はおよそ7割が1時間以内でした。よって、利用者の数は他の競合の道の駅よりも多いため、今後は来場者一人当たりの消費金額を増やすことや滞在時間を増やすことに着目していく方向性を示しました。
「妙高市複合施設(まちなか+)の利活用」については、まちなか+定量的にデータを用いた分析を行いました。具体的には、昨年11月に参加したおたやまつりにおける人流や、図書館の人流をパソコン上で再現したシミュレーションモデルを活用し、イベントや施策を行ったあとに街の賑わいにどのような影響があるのかを検証しました。

また、この報告会は多くのメディアにも取り上げていただきました。今後も妙高市の方々に貢献できるように共同研究活動を行っていこうと思いました。
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